日本大学藤沢小学校

日本大学藤沢小学校

所在地 〒252-0885 神奈川県藤沢市亀井野1866
TEL 0466-22-0200
ホームページ http://fujisawa.es.nihon-u.ac.jp/
アクセス

小田急江ノ島線「六会日大前駅」より徒歩15分

校長名 加藤 隆樹
創立 2015年

教育理念

日本大学の理念及び目的である『自主創造』

“知的好奇心を持って,自らが課題に取り組み,新しい道を切り開くこと”を礎に,教育理念を『自主性と創造性』としました。この教育理念には,小学校で育んだ自主性と創造性の芽が中学校・高等学校・大学で成長し,自主性と創造性を持った社会人となって開花してほしいという願いを込めています。『自主性と創造性』の芽を育むためには,心と体の健康を育むこと,基本的な知識を身につけること,豊かな体験を通して学ぶことが重要であると考え,次の6つの目標の達成に向けて,特色ある教育を実践します。

 

 

教育方針

【特色】

■高い学力と豊かな情操の育成

定員は1学年72名(男女/36名×2クラス),全学年で432名(72名×6学年)です。1クラスを36名の定員にしているのは,2,3,4,6で割れる数,つまりグループ活動がしやすい人数と考えたためです。個人での学習はもちろんのこと,グループ学習や相互学習を通して互いに学び,教え合う環境をつくります。6年間の教育で先取りを行いながら,広く,深く学んでいきます。

 

■中学・高校・大学と共有する充実の環境

日本大学藤沢中学校・日本大学藤沢高等学校・日本大学生物資源科学部と隣接する緑多い敷地の中にあります。この立地を活かして,大学内の博物館,農場等も利用する機会を設けています。さらに,大学教員による授業があるなど専門教育の一端に触れる機会もあります。また日常的に先輩たちと接することで近い将来の理想像を持ち,新たな目標や夢を考える第一歩につながります。

 

■湘南・藤沢から羽ばたける人材の育成

児童が活動する場面を授業の中に取り入れ,児童の考える力,自発的学習力を育むことを大切にし,授業が教員から児童への一方的な知識の伝達にならないようにします。
児童が体験学習や林間学校,スキー教室,国内研修旅行の宿泊行事などを通して,集団の中で良い人間関係を築き,人間的に成長し歩んでいけるようにします。

 

 

【学びのポイント】

■相互学習の時間を設けて学びの相乗効果を獲得

授業の中に児童が相互に学び合う時間を取り入れます。解らないところを聞いたり,自分が解るところを教えたりという活動の中で,児童は学習内容に対するより深い理解を得ることができます。そのことにより,児童間の信頼関係が深まり,より良い人間関係が築かれます。また教員は児童が学び合う姿を見ることにより,児童一人ひとりをより深く理解することができます。

 

■一人ひとりの学習を見守り個々の力を伸ばす

教員は自分の担任クラスは担任としていくつかの教科を指導しますが,別のクラスについては専科の教員として特定の教科を指導します。その中で,教員は担任としての総合的な視点と専科としての教科専門的な視点の両方から児童の学力を見極め,一人ひとりの力を伸ばしていきます。教員間で情報を共有し,児童が戸惑うことなく成長できるように見守る体制を整えています。

 

■毎日の朝学習を通して確実な基礎学力を培う

朝学習は毎日,授業の前に15分間,担任が指導します。内容としては計算,漢字,読書,音読などです。朝学習のねらいは学力の基盤となる力を確実に身につけることと,授業前に脳を活性化させることにあります。朝学習を集中して行うと1年間で15分×6回×35週=3,150分=52.5時間,6年間で52.5時間×6年=315時間,つまり7単位分ほどの学習時間となります。

 

 

教育の特色

【基礎教育】

基礎学力と主体性を育み,考える力と伝える力を身につける

たくさんの知識を吸収し新しい経験を積むこの6年間は,子どもたちの成長が著しい大切な時期。きめ細やかな指導の中で基礎学力の定着を目指すとともに,児童が主体性をもって学ぶことを促すことにより,考える力と伝える力を身につけます。

 

授業の考え方

国語,算数,体育が特に重要と考え,どの学年もこの3教科の授業時間数が多くなっています。3教科で身につけた基礎力を軸に理科,社会,英語,音楽,図工,家庭を学習します。計9教科で培った学力を総合的な学びとなる生活と総合の授業に活かしていきます。

 

■国語 「すべての教科につながる言語能力を育てる」

「読む」「書く」「聞く」「話す」の4領域がありますが,「聞く」「話す」は小学校入学までに相当量の経験を積んでいます。一方それに比べて「読む」「書く」の経験が少ないので,「読む」「書く」の経験を十分に積むことを大切にします。1~2年生では毎週,国語の1時間を図書の時間として「読む」経験を増やします。3年生からは学習のまとめとして感想や意見等を書く時間を多く取り入れ「書く」体験を増やします。

 

■算数 「正しい計算力と論理的な思考力を養う」

1~2年生では計算力をつけることを大切にします。正確さとスピードを身につけることができるように指導します。その計算力の上に3年生からは論理性と思考力を身につけることができるように指導します。3年生からは,週1時間「自分の考えを発表する発展的な授業」と「基礎・基本的な内容をより深める授業」に分けて選択制授業を行います。「解る」ことの喜びが次のステップにつながるように導きます。

 

■体育 「協調性とあきらめない心を身につける」

授業のあらゆる場面であきらめない心を育てていきます。目標達成に向けて,粘り強く課題に取り組めるようにサポートします。ゲーム活動は1年生から取り入れ,仲間との関わり方を学び協調性の芽を育みます。各学年で冬には持久走に取り組み,自分のペースで走ることを目標に掲げて最後までやり遂げる姿勢を鍛えます。

 

 

【英語教育】

小学校における英語授業は「楽しむ・慣れる」ことを優先し,自然に英語力が身についていくことを理想として,英語を理解する上で必要な説明を避ける傾向にあります。しかし本校では「教えるべきことは教える」ことが大切だと考えています。英単語の読み方・書き方から始まり,高学年からは文法や語彙の指導も適宜行っていきます。

 

■発音・発表を重視した授業

英語教育の中でとりわけ重視しているのは発音です。大量に英語の音に触れながら,口の形や舌の動かし方を体育のように教えます。次に発音と文字の関係性を学ぶ音声学習法(フォニックス)で音と文字の関係を理解し,自分の力で英単語や文章を音読できるようにします。
また,全教室に完備したPC・プロジェクター・スピーカーを利用して,歌,絵本の朗読,スピーチ暗唱,映画のアテレコなどの発表活動も積極的に行っています。これらの活動は定期的に発表の場を設けて,時には文化祭で発表することもあります。児童たちは,さまざまな形で楽しみながら英語に慣れ親しむとともに,仲間と協力するグループ発表を通して達成感を味わうことができます。また,筆記の美しさと速さは英語力と相関関係があると考え,文字の書き方も体系的に学んでいきます。

 

 

【ICT教育】

子どもたちが巣立っていくこれからの時代は,英語とコンピュータは欠くことのできない重要なツール(道具)です。そこで本校のICT教育は,単にコンピュータや情報ネットワークを使って授業を行うことだけにとどまらず,これからの国際社会を生きていくために,児童一人ひとりがコンピュータをツール(道具)として使いこなせること,情報ネットワークを情報モラルの面を含め,正しく活用できることを目標とします。

 

 

【宿泊体験学習】

宿泊体験学習では,家族と離れて集団生活を行います。児童にとってはチャレンジですが,大きく成長するチャンスです。集団生活の中で仲間を思いやり行動すること,協力し作りあげること,自分のことは自分でやること,そして時間にけじめを持つことを学びます。そして,五感をフルに使った体験を通して多くのことを学びます。宿泊体験学習を終えた児童の顔は達成感と自信に満ちあふれ,以降の学習姿勢や仲間との関係も積極的なものになります。

 

 

【特別授業】

児童の興味や関心,そしてやる気は,色々な物を見て,触って,嗅いで,聞いて少しずつ芽が出てきます。日本大学生物資源科学部の各学科の先生方や,各分野の第一線で活躍されている方による特別授業を定期的に行い,児童の知的好奇心を刺激し,学習意欲を高めます。

授業の特徴

コースについて

講師の紹介

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